化粧品と医薬部外品、どっちを選ぶ?特徴と選び方をわかりやすく解説

COSME ARTICLES

2025.09.10

初めてのOEM

薬事情報

化粧品と医薬部外品の違いと選び方|迷ったときに読むガイド

みなさんは普段使っている化粧品を選ぶとき、
「化粧品」と「医薬部外品(薬用化粧品)」の違いを意識していますか?

申請方法や謳える効能効果などそれぞれに特徴があるため、
開発する際には「化粧品」と「医薬部外品(薬用化粧品)」のどちらを選ぶかで
商品設計が大きく変わります。

そのためそれぞれの特徴を理解することが、
ビジネス戦略(開発に係る時間、リソース、コストなど)を立てる上で
重要なポイントとなります。

今回は、化粧品を開発するうえで押さえておきたい両者の違いについて、
分かりやすく解説いたします。

 

化粧品と医薬部外品の違いって何?

化粧品とは
人の身体を清潔にしたり、美しく見せたり、すこやかに保つために使う、
肌や髪に塗ったりつけたりする製品※のことです。

一方で「医薬部外品(薬用化粧品)とは
ニキビ予防や美白、日やけ防止、シワ改善などの
効果があると認められた
「有効成分」が規定量配合されていている製品のことです。

 

化粧品と医薬部外品の特徴と違い

1. 薬機法での位置づけ

・化粧品  :清潔・美化 
・医薬部外品:予防・衛生

2. 承認制度

・化粧品  :化粧品製造販売届の届け出のみ(承認申請は不要)
・医薬部外品:厚生労働大臣の承認が必要(承認されるまでに半年ほどかかります)

3. 配合可能原料

・化粧品  :豊富な種類から原料の選択が可能
・医薬部外品:使用できる原料に基準がある

4. 有効成分

・化粧品  :特に無し
・医薬部外品:効果があると認められた成分(有効成分)を配合

5. 効能効果の違い

・化粧品  :薬機法に基づく56項目の効能効果のみ
・医薬部外品:化粧品の効能効果にプラスして、承認を受けた効能効果が記載可能

6. 製造販売業許可の違い

・化粧品  :化粧品製造販売業許可が必要
・医薬部外品:医薬部外品製造販売業許可が必要

どちらを選べばいいの?

化粧品と医薬部外品、それぞれの特徴を見てきましたが、
どちらを選べばいいのか迷われている方も多いかと思います。

実際、選択のポイントは「何を重視するか」によって大きく変わります。
ここでは、どちらを選ぶべきかを決めるための具体的なポイントを
いくつかご紹介
します。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

化粧品がおすすめの方

・市場投入までのスピードを重視したい方

製品ごとに承認申請が不要なため、比較的早期の発売が可能です。
トレンドに合わせた製品展開がしやすくなっております。

・豊富な原料から作りたい方

化粧品には使用できる原料が豊富にあり、
さまざまな肌の悩みに対応した製品を開発できます。

自由な処方設計が可能で、独自の成分を組み合わせた製品開発にも適しています。

・細かな処方変更や製品改良を行いたい方

届出せずに処方変更が行えます。
市場の反応を見ながら改良を重ねられます。

・開発コストを抑えたい方

届出のみなので承認申請費用が不要です。
医薬部外品に比べて開発期間が短いため、初期投資を抑えられます。

 

医薬部外品がおすすめの方

・製品の差別化を重視したい方

化粧品では謳えない効能効果を訴求可能です。
(ただし承認された効能効果に限ります)

専門性の高い製品で差別化することが可能です。

 

・特定の機能性を強調したい方

ニキビ予防や美白などの具体的な効果を表示可能となります。
エビデンスに基づく販促が可能となります。

 

いかがでしたでしょうか。
シーエスラボではお客様のニーズに合わせて最適な化粧品をご提案させていただきます。
化粧品・医薬部外品それぞれの特性を活かした製品開発を行っておりますので、
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。