話題の“睡眠美容”を緊急リサーチ!

COSME ARTICLES

暦の上では、秋の始まりは立秋(8月7日)と言われていますが、
8月末を迎えても暑さは衰えず、秋という実感はまったくありませんね。

気温・湿度が高く、寝苦しい日が続き、
睡眠不足という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、今回は「睡眠と美容」に着目して、市場を見ていきたいと思います。

 

1.日本人は「睡眠不足」

経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によると、
日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、世界33か国に中で最も短かったそうです。

さらに厚労省の調査では、ほぼ全ての世代で
「睡眠による休養が十分に取れていない人」の割合が増える傾向にあるといいます。

厚労省は2032年度までの「健康日本21」計画で
“睡眠で休養が取れている人”の割合を19年の78.3%から80%へ、
睡眠時間が6~9時間の人の割合を54.5%から60%にする目標を設定しており、
国をあげて、国民に睡眠を促進する動きがでてきています。

 

2.質の良い睡眠はなぜ美肌につながる?

・キーワード①「成長ホルモン」

入眠後3時間はゴールデンタイムと呼ばれ、
成長ホルモンが多く分泌されると言われています。

成長ホルモンは、血流とともに、肌に栄養分を届け、ターンオーバーを促進します。
また、全身の細胞分裂やたんぱく質の合成を促す役割があるため、
肌のダメージを回復させ、水分保持量やハリ弾力を維持する働きもあります。

 

・キーワード②「睡眠ホルモン」(メラトニン)

「睡眠ホルモン」(メラトニン)は、「成長ホルモン」の分泌を促すだけでなく、
優れた抗酸化作用により活性酸素の増加を防ぐ効果もあります。

肌が酸化すると、
シミ・シワ・たるみといったエイジングサインにつながりやすくなります

 

・キーワード③「自律神経」

良質な睡眠を得るためには、
寝る数時間前から交感神経を抑え、副交感神経を優位にさせる必要があります。

ぬるめのお風呂に入ったり、電気を暗めにしたり、
リラックスできる香りを取り入れるなど、
自律神経を整えるような生活が質の良い睡眠には大切です。

 

3.市場での「睡眠美容」コスメは

肌の再生修復活動が最も盛んになる睡眠中を狙った商品が相次いて発売されています。

スキンケアアイテムとしては、
「化粧水」「クリーム」「オイル」などがあり、
スペシャルケアとしてシートマスクや、
洗い流さないタイプのマスク(スリーピングマスク)がありました。

スリーピングマスクは、夜のスキンケアの最後に使用し、
後は寝るだけで寝ている間にしっかりと潤いを与え、
翌朝まできちんとケアできるため、
睡眠美容というコンセプトと親和性が高いアイテムだと言えます。

アプローチとしては「夜の間に日中に受けたダメージを修復する」
「寝ている間にしっかり保湿」
という訴求をしている商品が多く見られました。

中には、夜専用ということで朝のスキンケアでは刺激になりがちな
「レチノール」をあえて配合している商品もあり、
夜に特化したケアならではの切り口だと感じました。

スキンケア以外のところでは、
睡眠の質を改善するサプリメントやドリンク、良質な睡眠を促す入浴剤など
様々なアイテムが発売されており、消費者の「睡眠」に対する注目度を感じます。

 

4.寝ている間に修復&リセット!待望の「ナイトパック」を開発

シーエスラボでは、睡眠中にお肌を修復・リセットする
「ナイトパック」を開発しました。

“成長ホルモン”は、細胞の新陳代謝を促し、
日中に紫外線や外気等でダメージを受けた細胞を修復する働き
を持っています。

その成長ホルモンの分泌を促すのが“メラトニン”です。

“メラトニン”睡眠ホルモンとも呼ばれ、
強い抗酸化効果をもっており、肌の老化や病気を予防する効果
があります。

メラトニンを十分に分泌させることが、成長ホルモンの分泌へとつながり、
お肌修復のカギとなるのです。

「ナイトパック」には、メラトニンに働きかける、
メラトニン受容体遺伝子の発現を促進する
原料を配合し、
睡眠中の肌修復へアプローチします。

さらに、“成長ホルモン誘導ペプチド”ビタミンCのハイブリッド原料を配合することで、
コラーゲンの産生効率をあげ、短時間の睡眠でも理想の肌へと導きます。

鎮静効果が高いラベンダーとオレンジの精油をブレンドした癒しの香りが、
睡眠前のリラックスタイムにぴったりです。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。