化粧品ビジネスや、自分のオリジナルブランドを立ち上げようと思ったとき、
おおよその概算や価格帯が気になりますよね。
費用に関するお問い合わせは、多くのお客様からいただきます。
本音を言うと、化粧品は仕様 により価格が大きく異なるため一概には言えないのです…。
しかしながら、そこまで詳細が決まっていない方や、初めて化粧品に携わる方からすると、
「ざっくりでも構わないから価格を知りたい!」というお気持ちも十分に分かります。
そこで今回は、お客様からの問い合わせが多い製品を参考に、
化粧品製造にかかるおおよその費用の目安と、価格を左右する要因を解説します。
✔費用の内訳
✔価格を左右する要因
✔アイテム別概算費用
✔見積依頼のHOW TO
※注意!
アイテムや仕様、OEMメーカーによっても費用が異なりますので、基本的にはその都度見積が必要です。
あくまでも費用の参考値としてお考えください。
■費用の内訳はどうなっているの?
化粧品を製造する際は、以下のような費用がかかります。
【よくある質問】
シーエスラボさんではバルクの試作にお金がかかりますか?
基本的には無料で対応させていただいております。
どんな場合に費用が発生しますか?
試作の数量が多い場合、高価な原料を使用する場合は、費用をご負担いただく場合があります。予めご相談させていただきますので、安心してお任せください。
■価格を左右する要因
①内容量
製品1個当たりの内容量によっても価格が変わります。
例えば、同じ美容液でも内容量が20mLと50mLでは、
多く入っている50mlの方が1個当たりの価格は高くなります。
②バルク代
高価な原料 を使用したり、
特定の原料を高濃度配合する場合は、バルク代が高くなります。
※バルクって何?
OEMメーカーとのやり取りの中でよく使われる「バルク」という言葉。
化粧品業界では、製品の容器に充填前の完成した中身を指します。
③製造ロット
製造ロットとは、1回あたりの発注数量です。
製造ロットは各OEMメーカーの製造設備とも関係しているため、
各社に最小ロットや経済ロットを確認しましょう。
特に価格を左右する要因となりますので、ご注意ください。
④加工賃(製造費、充填費等)
バルク製造から充填作業において発生する費用です。
作業が増える分、価格が上乗せされます。
費用を抑えたい場合は、なるべくシンプルな仕様がおすすめです。
【作業例】
・バルク製造・容器充填 ・ラベル貼り作業(容器)
・化粧箱の組み立て、箱入れ作業 ・能書等の箱入れ作業
・封印シール貼り作業 等
⑤資材代(容器、ラベル、化粧箱等)
容器などの資材は数量にもよりますが、着色や印刷などの加工が可能です。
色数やデザインにより価格が異なるため、価格を抑えたい場合は
✔ 容器メーカーの汎用容器を使用する
✔ 少ない色数にする
✔ シンプルなデザインにする
金型を起こしてオリジナル形状の容器を製造する場合は、
容器代とは別に金型作成費用が発生し、納期も長くなります。
また資材の手配は、お客様が購入しOEMメーカーに支給することも可能です。
【よくある質問】
容器の加飾(印刷や着色)は何本くらいから対応可能ですか?
容器メーカーや、容器の種類により異なりますが、印刷1,000本~、着色3,000本~が目安となります。
■まとめ①
このように化粧品はバルクや、資材、ロット等で価格が異なります。
バルクや仕様が変わると価格も変わるため、
最終的な価格が確定するのは全ての仕様が決定した後です。
ご注意ください。
初回の見積は、あくまでも参考値としてお考えください。
■まとめ②
価格を左右する要因
① 内容量
② バルク代
③ 資材代
④ 加工賃
⑤ 製造ロット
化粧品の価格は、上記要因によって変動します。
ご予算・作りたい化粧品が決まっている場合は、ご相談ください。
■初めての化粧品開発は、シーエスラボにお任せください
シーエスラボは「オリジナルブランドを立ち上げたいけど、何から始めればよいか分からない」
という方に対しても、トータルサポートできる体制を整えております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
■さらに詳しく知りたい方
アイテム別概算費用、見積依頼のHOW TOは、下記より資料をダウンロードいただけます